またまたごぶさたしてしまいました・・・
前回から2ヶ月も開いておりまして、反省しております。。。と言う事で(?!)久々修理実績をUPいたしますm(*- -*)m
やはり冬は少ないながらも雪が降ります。今年はいわゆるドカ雪が多かったですね。たまに降るとドカンと大雪。車の運転も大変ですよね(/□≦、)
今回入庫したノートはこの雪の影響でスリップし、単独事故に合われました。私が現場にレッカーに行ったのですが、他車との接触が無かったのが本当に不幸中の幸いでした。
長い下り坂をニュートラルで下ってきました。カーブ差し掛かった所でスリップし、トンネル内の縁石、壁に激突しました。ニュートラルで走るとエンジンの動力は全くかからずにタイヤが回りますので、グリップが無く滑りやすくなります(ノ◇≦。)
右にスリップして縁石に右前足回りがぶつかり、反動で左に振られ左前部が壁に衝突して止まりました。左前部の方が損傷がひどく、外装はもちろん、足回りも交換になります。
外装部品を外したところです。とにかく両足廻りがダメージが強く、タイヤが全く回らない状態になっておりますので、まずは足廻りの部品を交換して行きます。今回は実費修理になりますので、リサイクル部品を多用しての修理になります。特に足廻り部品は新品ですと1点ずつの部品発注になりますが、リサイクル部品はごっそりまとめて買えるので、修理金額は大きく削減できます。
これでとりあえず前輪が真っ直ぐ回ります。最終的にミリ単位での修正を専用機械(アライメント)でとりますが、ここからフレームの修正に移ります。
真正面からの写真です。以前の修理実績実績でも出ましたが、この中央に真横に伸びているシルバーの部品の両端にフレームの先端が接続しております。本来ド真ん中になければならないこの部品が大きく右に(写真向かって左)に振られております。そうです、特に左のフレームが右に大きく振られています。
本来であればここまでフレームが曲がっている場合、エンジンを下ろしてフレーム修正、もしくは交換します。ですが、エンジンを下ろすことにより工賃が7~8万円上がってしまいますので、今回はなんとかエンジンを下ろさずに修正する事にしました。そうする事により、付属部品の交換等もなくなりますので、さらに修理代金削減になります。が・・・なかなか出来るもんではありませんp(・・,*)武田板金隊長が腕を振るいます!
こんな感じです。
これで外装を付けていけば後は塗装です。
左のフェンダーは交換ですが、右のフェンダーは若干凹みがありましたので、そこは板金しました。ボンネットは左先端部に少し折れがあったので、そこも板金です。ドアにはキズは無いのですが、ぼかしを入れるために半分ぐらいまで塗装し、全体にクリアをかけます。
完成です♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪
その後、試走でハンドルが重い事がわかりディーラーで検査してもらったんですが、数値に異常が出ず原因がわからなくて・・・悩みに悩んだ結果、症状変わらなければ当社負担覚悟でギアボックスを交換したらバッチリ直りました。
今回もリサイクル部品を多く取り入れました。ヘッドライト、バンパー、足廻り、ギアボックス・・・これに加えてエンジン脱着を省きましたので、修理金額が20万円近く削減できたと思います。にしても結構な金額にはなりましたが。。。
私が言うのもなんですが、車の修理代はホント高いと思います。修理する対象が高額なものなので仕方ないとは思うのですが、この金額をいかに安くするかという事を真剣に考えると、何かしら答えが出てくるものです。その方法を模索する事が大事なのだと常に考えております。
さて、次回はどんな修理がUPできるかわかりませんが、みなさんの参考になるような実績をUPする様にいたしますね(*^.^*)お楽しみに~♪